白髪染め

白髪染めトリートメントの色落ち色移り対策で最も注意すべき点とは!

白髪を気にせず、ストレスのない快適な毎日!
白髪染めトリートメントしながら健康で丈夫な髪と頭皮を手に入れる方法

 

白髪染めトリートメントには化学成分が入っておらず、髪や頭皮に優しく安心だと思っていませんか?

つまり、下のようなイメージ。

 

 

受ける印象は、人によって異なるでしょうが、実際に配合される成分は以下の通りです(赤線が化学染料、青線は合成界面活性剤)。

 

出典:サスティ

 

この製品の場合は、髪を染める成分が、塩基性染料HC染料だということです。そうなると、これらの化学染料はカラダに影響があるのかないのか、という点が気になってきます。

つまり、白髪染めトリートメントに配合される成分のうち、いつのまにか目をそらされてしまった化学染料にこそ、着目するべきなのです。なんといっても、白髪を染める主役なのですから。

 

白髪染め、おしゃれ染め、ヘアカラー、ヘアマニキュア、カラートリートメント。 これら全てに共通するのは、化学染料が主役だということ。

どんなに多くの自然成分が配合されていても、結局のところ化学物質で髪を染めているのです。

 

 

もちろん当サイトでは、これらの全てをオススメしませんし、その理由も根拠とともに説明します。

では、なぜ最初からオススメの話に入らないかというと、すでに手持ちの製品がある場合には、なくなるまで使い続けることがあると思われるからです。

 

「色落ち・色移りの対策」とか「色持ちの工夫」として、世間に流通する情報の中には、危険とさえ言えるものもあるわけです。それを疑うことなく続けてしまうと、ダメージが蓄積して、結局は後悔することになりかねません。

そのため、まずは各製品の特徴と色落ち・色移り対策の注意点を整理してみますので、当面の参考にしていただければ幸いです。

 

なお、当サイト全体の結論を「白髪染めトリートメントしながら健康で丈夫な髪と頭皮を手に入れる方法」に整理しましたので、合わせてご覧ください。

 

白髪染めトリートメントの色落ち・色移り

結論からいうと、白髪染めトリートメントが色落ち・色移りしやすいというのは事実です。

ただし、「しやすい」とは「ヘアカラーと比較して」という意味なので、各製品の特徴を比べながら染まり方の違いを見てみましょう。

 

ここから先は、次に示す「製品と化学染料の関係」をもとにして、解説を進めていきます。

 

出典:新ヘアカラー入門

 

「白髪染め、おしゃれ染め、ヘアカラーは酸化染毛剤」、「ヘアマニキュアは酸性染料(タール色素)」、「カラートリートメントは酸性染料(タール色素)・塩基性染料・HC染料」という違いがあり、当記事の白髪染めトリートメントとは「カラートリートメント(化粧品)」にあたります。

各製品の特徴について、詳しくは「白髪染めトリートメント~自宅で染める市販タイプと美容院の比較結果」を参考にしてください。

 

白髪染め、おしゃれ染め、ヘアカラー

多彩な色のラインナップを持つヘアカラーのうち、明るい色に染めるのが「おしゃれ染め」、白髪を暗めに染めるのが「白髪染め」です。

 

出典:放射光が拓く化学の現在と未来

 

2剤を混ぜ合わせて使うもので、1剤に含まれるアルカリ剤によってキューティクルを開くことで、薬剤を髪の内部まで浸透させます。

1剤のアルカリ剤と2剤の過酸化水素により発生した酸素で、メラニン色素を分解し髪を脱色してから、酸化染毛剤で着色するという仕組みです。

 

出典:新ヘアカラー入門

 

黒髪の色素をなくして明度を上げてから、髪の内部から発色しますから、さまざまな色に仕上げることが可能ですし、色持ちも良くなります。

その代償というか、いまでは広く知られるようになったのが、薬剤によるダメージです。

 

キューティクルを開いて黒髪の色素を分解するのですから、もちろん髪は傷みますし、頭皮にも次のようなリスクがあります。

  • アルカリ剤と過酸化水素による、一次刺激性皮膚炎
  • 酸化染毛剤による、アレルギー性皮膚炎

 

色落ち・色移りというのは、以上のような酸化染毛剤による仕組みと比較して述べられていることを、まずは理解しておいてください。

 

ヘアマニキュア

酸性染料(タール色素)を使って、髪の表面を化学染料で包みこむものです。髪内部からの発色ではありませんから、酸化染毛剤に比べれば色落ち・色移りしやすいですし、色持ちも長くはありません。

 

出典:新ヘアカラー入門

 

ヘアマニキュアを塗ると、髪の表面が電気的にプラス(+)の状態になります。酸性染料(タール色素)は電気的にマイナス(-)なので、髪の表面と結合する仕組みです。

 

白髪染めトリートメント

酸性染料(タール色素)と同じように、塩基性染料も電気的な性質を利用して髪を染めるものです。ただし、塩基性染料は酸性染料(タール色素)に比べると染まりは薄くなります。

 

出典:新ヘアカラー入門

 

白髪染めトリートメントを塗ると、髪の表面が電気的にマイナス(-)の状態になります。塩基性染料は電気的にプラス(+)なので、髪の表面と結合する仕組みです。

いっぽう、HC染料は電気的な性質を持たず、直接染料として髪の表面を包みます。持続性は酸性染料(タール色素)よりも短いですが、皮膚に付着しにくいという長所があります。

 

 

また、HC染料は分子が小さく髪の内部まで浸透しやすいため、冒頭にあげた製品のように、一般的には塩基性染料と併用するケースが多いようです。

いずれも、酸化染毛剤と比較すれば、化学染料と髪が結合する力の弱いことは明らか。そのため、色落ち・色移り対策をしたい、という気持ちは分かります。

 

とはいえ、色落ち・色移り対策をする前に、化学染料そのものが持つ大きなリスクを知ったうえで、使用する必要がある点に注意してください。

 

酸性染料(タール色素)・塩基性染料・HC染料の大きなリスクとは

かつては「夢の染料」と言われた酸性染料(タール色素)も、いまでは発がん性が認められ、ある意味では有名になってしまいました。

いっぽう、2001年の規制緩和によって、化粧品への配合が新たに可能となった塩基性染料とHC染料については、今のところカラダへの影響は未知です。

 

 

ところが、酸化染毛剤の有害性がアピールされ続けた結果、逆に他の化学染料は安心・安全だろうと、根拠のない思い込みが普及してしまいました。

製品に配合されている「髪と頭皮に優しそうな成分」を見て、「トリートメント効果でツヤ髪に」「傷んだ髪を美髪成分でケア」と感じるかもしれません。

 

ところが、安心どころか、酸化染毛剤と同等以上のリスクを指摘するレポートは、国内外に存在するのです。

  • 酸性染料(タール色素)は、すでに発がん性が認められています。
  • HC染料の色素成分は、「重篤な目の損傷」「アレルギー性皮膚炎」を引き起こすおそれがあります。
  • HC染料と塩基性染料の色素成分は、酸化染毛剤よりも強いアレルギーを引き起こすおそれがあります。

 

詳しくは「白髪染めトリートメントは低刺激で傷まない?その驚くべき真相とは!」をご覧ください。

 

白髪染めトリートメントの色落ち・色移り対策

自宅で簡単に染められる白髪染めトリートメントは、髪の表面を化学染料で包みこむだけですから、シャンプーのたびに少しずつ色落ちし、色移りもします。

そのため、使用頻度を多くして、定期的に使うことで髪色をキープすることが必要です。普段のトリートメント代わりとして、シャンプー後に10~15分ほどですから、どちらかといえば手間のかからない白髪対策といえるでしょう。

 

以下では、おもな色落ち・色移り対策のポイントをまとめてみます。

 

放置時間には注意を!

ドラックストアなどで購入できるヘアカラータイプの白髪染めに比べれば、2~3日ほどで色が落ちてきて、2週間もすればほとんど白髪に戻るのが一般的です。

しっかり染めれば色落ち・色移りしにくいということで、放置時間は長いほど良いという説が存在しますが、この考え方は非常に危険です。

 

 

何度も述べたように、一般的な白髪染めトリートメントの染料は化学物質です。しかも、大きなリスクが潜むものだということを、忘れないようにしてください。

ただでさえ使用頻度の多い製品なのですから、勝手に判断せず、放置時間も説明書に記載されている範囲にするべきです。

 

すすぎを十分に

色落ち・色移りの原因は、必ずしも髪に付着した化学染料が取れてしまうことだけではなく、髪の付け根や頭皮に残されたものによる場合もあります。

頭皮への洗い残しがないかチェックし、すすぎを十分に行うことは、化学染料によるダメージを蓄積しないという点からも、大事な習慣だと考えたほうが良いでしょう。

 

シャンプー後のリンス・トリートメント

白髪染めトリートメントで染めて洗い流した後に、ふだんシャンプー後に使っているリンス・トリートメントを使用することで、髪のコーティングは増します。

しっかりお湯で流すことで、指通りが良く色も長持ちするようです。

 

育毛剤・整髪料

特に、アルコール入りの育毛剤や整髪料などを使うと、アルコールで化学染料が溶けて色落ち・色移りしやすくなるようなので、注意してください。

 

さいごに

すでに手持ちの、白髪染めトリートメントに関するポイントを整理してきましたが、決して使用をオススメしているわけではありません。

記事にはリンスやトリートメントまで登場してしまいましたが、要するにパーマも含めて、髪と頭皮のケアを化学物質に頼らないよう心がけていただきたいのです。

 

酸化染毛剤よりマシとか、無添加だから良さそうとか、ノンシリコーンのほうがよく染まるとか、そんな基準で判断しても、ダメージが蓄積した結果は同じようなものです。

化学物質に頼らなくても、白髪を染めて、髪を艶やかにし、頭皮ケアで髪のハリ・コシを増す方法は存在するのですから。

 

以上を事前の予備知識としたうえで、当サイト全体の結論「白髪染めトリートメントしながら健康で丈夫な髪と頭皮を手に入れる方法」をご覧ください。

 

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