白髪染め

白髪染めトリートメントの安全は天然100%ナチュラル染料がポイント

白髪を気にせず、ストレスのない快適な毎日!
白髪染めトリートメントしながら健康で丈夫な髪と頭皮を手に入れる方法

2019/05/01

 

情報というのは、伝え方によって印象がまったく異なるということを、具体的に示してみます。

たとえば、以下のような白髪染めトリートメントを紹介するとしましょう。

 

 

第一印象としてどのように感じるのかはヒトそれぞれでしょうが、さらに情報を加えていくことによって商品イメージは驚くほど変わってくるわけです。

当記事では、この商品を2つの異なる視点から紹介していきます。もちろん事実に基づくわけですが、情報の積み重ねかたによって、印象が変わるということを実感していただきたいのです。

 

ある意味、かなりコワイ記事となるかもしれませんので、そのへんは心して読み進めてくださいね。

なお、当サイト全体の結論を「白髪染めトリートメントしながら健康で丈夫な髪と頭皮を手に入れる方法」に整理しましたので、合わせてご覧ください。

 

天然100%ナチュラル染料と天然成分配合は全く違う!

「自然素材を贅沢に配合」というように、もちろん多くの「天然成分」が配合されています。ところが、「天然100%ナチュラル染料」とは全く異なることを、これから明らかにしていきます。

しかも、全く異なることが同じかのようにイメージ化されることさえあることに、気がつくはずです。

 

紹介する商品は、名前に「昆布」が入っていることもあり、昔から言い伝えられる「髪には昆布」によって、昆布の成分で染まるようなイメージが浮かびます。64種類もの成分で製造されているという、ベストセラーです。

 

 

まずは「パート1」で、さらに情報を加えながら商品イメージをふくらませてみましょう。

 

安全な白髪染めトリートメント? (パート1)

 

「パート1」でお伝えするイメージは、この商品が天然成分配合の安全な白髪染めトリートメントで、しかも手軽によく染まるということです。

ここからは、情報の提供スピードを加速させていきますね。

 

配合成分

出典:サスティ

 

昆布エキスに含まれるフコダイン・アルギン酸をはじめとして、植物由来の28種類の成分が髪と頭皮の保湿力を高めて、白髪を染めながら美髪ケアもできるんです。

加水分解ケラチン、加水分解シルク、加水分解コンキオリンがダメージヘアを修復して、ヒアルロン酸とデンプンポリマーが毛髪を保護・補修します。使ううちに、指通りのよい、ツヤのある髪に!

 

待ち時間

シャンプー後に塗って10分ほど、とても手軽な白髪対策です。髪を温めた状態で保つと、さらに色が入りやすくなります。

 

色持ち

色素の分子が非常に小さいので、キューティクルのすきまから髪の内部に浸透して、色持ちが良いです。

 

無添加

髪と頭皮への負担を考え、「無添加」にこだわっています。パラベン不使用、ノンシリコーン、ジアミン系色素不使用、無鉱物油、酸化剤不使用、4級アミン不使用!

 

髪や頭皮への安全性

ノンジアミン、タール系色素不使用なので、敏感肌の人も安心して使用できます。

天然成分によって安心・安全、しかも美髪効果まで得られます!

 

天然の染料

天然由来の植物色素(ムラサキ根エキス、クチナシ、ウコン、アナトー)が、髪と頭皮をいたわりながら白髪を染めます。

 

安全な白髪染めトリートメント? (パート2)

白髪を染める商品には、ヘアカラー、ヘアダイ、白髪染め、ヘアマニキュア、カラートリートメントなど、さまざまな名前がつけられています。

「安全な白髪染め」の目的は「安全に白髪を染める」ことなのですから、要するに「髪を染める成分は安全なのか?」という点に着目すべきです。

 

白髪染めの成分については、「白髪染めトリートメント~ヘアカラーの成分と頭皮トラブルに要注意!」で根拠を示しながら徹底的に整理していますので、合わせてご覧ください。

 

出典:食品と暮らしの安全 2015.12 表紙

 

ヘアカラーのジアミン系成分(正確には、パラフェニレンジアミン)は有名になりましたが、白髪染めトリートメントに使用されるおもな色素は3種類です。

  • 塩基性染料: 髪の表面に付着するのみで、染まりは薄い。
  • 酸性染料(タール色素): 石油タールから合成された色素で、髪の内部に浸透。発がん性が確認されている。
  • HC染料(HCは、「ヘアカラー」の意味): 分子が小さく、髪の内部に浸透しやすい。

 

なお、HC染料は新しい成分なので、体への影響は未知数。事実として分かっているのは、次の2点です。

  • 発がん性が認められている「タール色素」と同じく、石油を原料とする。
  • 「タール色素」よりも分子が小さい。

 

では、冒頭から紹介してきた商品は、いったい何の成分で白髪を染めているのでしょうか。

 

出典:サスティ

 

赤線で囲った部分が髪を染める成分で、具体的にはHC染料(HC赤2、HC青2、HC黄4)と塩基性染料(塩基性青99、塩基性茶16、塩基性赤76、塩基性黄57)。「4 - ヒドロキシプロピルアミノ - 3 - ニトロフェノール」は、「HC赤2」の成分表示名です。

「パート1」で紹介した商品を、別の角度から考え直してみると、次のようになってしまいます。

 

配合成分

昆布のエキスで、白髪は染まりません。それどころか、古来からの「黒髪に海藻」という言い伝えさえ根拠は不明です。

なお、植物由来の28種類など各種成分には、髪や頭皮の保湿力を高めたり、髪の補修効果はあるのかもしれません。

そこに主な目的があるのなら、白髪染めではなくヘアケア商品を検討するべきでしょう。

 

待ち時間

わずか10分ほどで染まるというのは、まさに化学染料ならではの効果であることをアピールしているようなものです。

 

色持ち

色持ちが良いのは、HC染料の分子が小さく、髪の内部に浸透するからです。この特性は、肌にも深く浸透することを意味します。

同じく石油を原料とするタール色素に発がん性が認められているなかで、体への影響が未知であるHC染料にどう向き合うかということになります。

 

無添加

「パラベン、香料、鉱物油」が無添加という意味であって、防腐剤としては、フェノキシエタノールが使用されているようです。

化粧品を使いやすくするためには水を含ませるので、各種微生物への対策が必要となります。つまり、ガンマー線滅菌とか防腐剤といった対処をしなければなりません。

 

さらに合成界面活性剤とは、水と油を混ぜあわせたり、化粧品の成分を肌に浸透させるために配合される成分です。

この商品の場合は、青下線に示したような成分(ステアラミドプロピルジメチルアミン、加水分解シルク、加水分解ケラチン、ステアリン酸、PEG - 40水添ヒマシ油、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、加水分解コンキオリン、ポリクオタニウム – 10)が配合されています。

 

 

もちろん、通常の化粧品には以上のような何らかの対処が行われているはずです。

ということは、そもそも「無添加」というアピールは、「粗悪品ではありません」という意味にすぎないことになります。

 

髪や頭皮への安全性

「ノンジアミン、タール系色素不使用」ということと、「安全性は高く、敏感肌の人でも安心して使える」というのは、イコールではありません。

つまり、髪を染める成分(この場合は、HC染料)の影響はどうなのかが最大のポイントとなります。

 

ところがHC染料の影響は未知数、「安心・安全・体に優しい」という根拠をみつけることは、少なくとも当サイトにはできません。

 

天然の染料

天然由来の植物成分(ムラサキ根エキス、クチナシ、ウコン、アナトー)に染料としてのはたらきはあるのでしょうが、白髪を染める主成分ではありません

 

天然100%ナチュラル染料の白髪染めトリートメント

当記事のねらいは、特定の商品を攻撃することではありません。1つの具体例をもとにして、異なる見方によってイメージが変わることを示そうとしただけです。

白髪を染めるという世界共通のテーマにおいて、長い歴史のなかで、白髪を染めるための成分こそが、髪や頭皮に深刻なダメージを与えてきました。

 

結論からいうならば、白髪染めを選ぶための唯一の基準は「白髪を染める染料は何か?」です。染料によって、髪と頭皮の状態は決定してしまうのです。

どれほど多くの天然成分が配合されていても、肝心の「白髪を染める成分」が髪や頭皮に与える影響を考慮に入れなければ、大きな見落としと言わざるをえません。

 

 

ここまでは、事実のみを積み重ねてきたのですが、例えば「HC染料」について次のような記述があったならば、それは根拠のない情報です。すくなくとも当サイトには、その根拠を見つけることができません。

  • 毛髪へのダメージが少なく安全です。
  • 頭皮のかぶれなどアレルギー反応が少なく、安全性が高い染料です。

くり返しますが、「HC染料」は新しい染料で体への影響は未知です。しかも、発がん性が認められている「タール色素」よりも分子が小さく、肌に深く浸透するのです。

 

  • 「天然成分配合」と「安全な白髪染め」とは、まったく関係がありません。
  • 「安全な白髪染め」とは、「安全な染料で白髪を染める」ものです。
  • そして、「安全な白髪染めトリートメント」とは、「白髪を染めてトリートメント効果もある安全な染料」のことです。

 

水を加えるから、殺菌処理や防腐剤が必要になるのです。

「そば・うどん」に防腐剤が必要でも、「そば粉・うどん粉」なら防腐剤なしで長く保存できるじゃないですか。

 

本当の意味において「無添加」で、化学染料ではなく「天然100%ナチュラル染料」による「白髪染めトリートメント」が存在するならば、まさに理想的だと思いませんか?

以上を事前の予備知識としたうえで、当サイト全体の結論「白髪染めトリートメントしながら健康で丈夫な髪と頭皮を手に入れる方法」をご覧ください。

 

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