白髪染め ヘナカラー

ヘナ白髪染めトリートメント【パッチテストのやり方と48時間の理由】

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2019/10/03

 

2016年(平成28年)7月に厚生労働省は、消費者庁「毛染めによる皮膚障害に関する調査報告書(2015年)」の結果を受けて、関係団体に対してリスクを消費者に分かりやすく伝えるよう求めました。

それを受けて日本ヘアカラー工業会は、すぐに自主基準を改正し、次のような表現で利用者に注意を呼びかけることになった経緯があります(画像の出典は、厚生労働省)。

 

使用説明書の注意書き

 

外箱正面の注意書き

 

【補足】
「日本ヘアカラー工業会(JHCIA)」とはヘアカラー商品のメーカーが構成するもので、全国のサロン(美容院)が構成する「日本ヘアカラー協会(JHCA)」とは異なる組織です。

 

さらに、厚生労働省はパッチテストに関する諸外国の規定を調査し、日本と諸外国で大きな違いがないことを確認しています。

パッチテストというのは、アレルギー性接触皮膚炎に対する検査法なので、対象はヘアカラーだけに限るものではありません。もちろん、ヘナカラーを使用する際に行うパッチテストも、まったく同じです。

 

そこで当記事では、基本中の基本にさかのぼって、次のような点を整理します。

  • アレルギー性接触皮膚炎とは、どのようなものなのか。

  • パッチテストとは、どのような検査なのか。

  • 天然100%の植物でも、パッチテストは必要なのか。

  • 諸外国と日本で、パッチテストに違いはあるのか。

  • パッチテストの48時間とは、どのような根拠なのか

 

日常的に使用する白髪染めなので、さまざまな方法が世間に広がっているようですが、1度くらいは正確な情報に向き合うことも、大事なことではないでしょうか。

 

本物の純粋なヘナを選ぶなら、以下をご覧ください。
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ヘナ白髪染めトリートメントとパッチテスト

「白髪染め」「トリートメント」2つの効果があるヘナは、ミソハギ科の植物です。天然100%のヘナカラーなら、パッチテストは不要かといえば、決してそうではありません。

冒頭で述べたように、パッチテストとはアレルギー性接触皮膚炎の検査法なので、リスクがある限りは検査も必要なのです。

 

なお、ヘナカラー(ヘナ白髪染め)の全体像については、以下の記事を参考にしてください。
ヘナカラー(ヘナ白髪染め)~数千年の時を重ね脈々と受け継がれる伝説

 

アレルギー性接触皮膚炎とは?

1900年(明治33年)創立の、公益社団法人 日本皮膚科学会が公表している、「接触皮膚炎(かぶれ)」に関するQ&Aを、以下に要約します。

 

【Q】
接触皮膚炎(かぶれ)とは、どんな病気ですか?

【A】
細菌・ウィルスなどの病原体や、刺激性の物質が皮膚に接触することで、かゆみ、ヒリヒリ感を伴う炎症を起こすものです。

 

【Q】
接触皮膚炎(かぶれ)には、どのような種類がありますか?

【A】
刺激性接触皮膚炎と、アレルギー性接触皮膚炎があります。

 

【Q】
刺激性接触皮膚炎とは、どのようなものですか?

【A】
石けんや、強酸性、強アルカリ性の化学物質などによって、皮膚が刺激されたときに起こるかぶれで、アレルギー体質とは無関係のため、誰でも起こる可能性があります。

 

【Q】
アレルギー性接触皮膚炎とは、どのようなものですか?

【A】
特定の抗原(体の中に侵入してきた異物)に対して、感作された(敏感な状態になった)アレルギーのある方のみに、かぶれが起こるものです。

 

パッチテストとは?

【Q】
接触皮膚炎(かぶれ)の検査には、どのようなものがありますか?

【A】
刺激性接触皮膚炎はアレルギー性ではないので、特に検査を行いません。アレルギー性接触皮膚炎の検査で、最も重要なものは、パッチテストです。

 

【Q】
パッチテストとは、どのような検査法なのですか?

【A】
あらかじめ、原因と考えられる物質を、バンソウコウなどに付けておきます。皮膚の正常な場所に貼って48時間後にはがし、バンソウコウによる刺激がおさまった頃(1.5~2時間後)に、1回目の判定を行います。その後、72時間後(または96時間後)、1週間後に判定を行います。

 

【Q】
化粧品、毛染めによる接触皮膚炎(かぶれ)には、どのようなものがありますか?

【A】
化粧品や医薬部外品(染毛剤など)が、皮膚に直接触れることで生じる皮膚炎は、化粧品関連接触皮膚炎(略して、化粧品皮膚炎)と呼ばれます。刺激性接触皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎ともに、あり得ます。

 

植物でもパッチテストは必要?

【Q】
植物による接触皮膚炎(かぶれ)は、どのようなものですか?

【A】
刺激性接触皮膚炎には、植物のトゲなどによる物理的な刺激によるものと、葉・茎・樹液などに含まれる物質による化学的な刺激によるものがあります。

アレルギー性接触皮膚炎は、植物の花・葉・茎・樹液などに含まれる物質が原因となるものです。遅延型アレルギー反応といって、原因物質に触れてから、24時間から48時間後に反応が起こります。

 

48時間後の根拠とは、最後に解説している「遅延型アレルギー反応」の特性によるものだということが、明解になりました。

 

諸外国と日本でパッチテストに違いは?

Q&Aでは、パッチテストでバンソウコウを貼る箇所を、特定していませんでした。冒頭で記述した厚生労働省の調査では、箇所と時間を諸外国と比較しているので、具体的な内容を見てみましょう。

 

出典:平成 27 年度厚生労働科学研究費補助金
「染毛剤等による皮膚障害の防止方策に関わる調査研究」

 

規制当局が、パッチテストの具体的な方法まで指導しているのは、日本、カナダ、韓国、台湾、インド、東アフリカ共同体(EAC)です。日本は、かなり細かな対応をしていることが、分かります。

 

出典:平成 27 年度厚生労働科学研究費補助金
「染毛剤等による皮膚障害の防止方策に関わる調査研究」

 

諸外国における、パッチテストの方法をまとめると、次のようになります。諸外国と比べて、日本の「30分後(拭き取りOK)に1度、48時間後にも判定」というのは、最も注意深い方法であることが分かります。

 

【塗る箇所】
腕の内側が3ヶ国、前腕の内側が3ヶ国。耳の後ろが4ヶ国。

 

【塗ってからの方法】
6ヶ国すべて、自然乾燥(日本は、30分後のみ拭き取りOK)。

 

【判定時間】
30分および48時間が2ヶ国、24時間後のみが2ヶ国、48時間後のみが2ヶ国。全体として、最も多いのは48時間後で4ヶ国。

 

パッチテストは48時間!

さらに、パッチテストの判定時間を48時間とする根拠として、2つの事例で補強しておきます。

1952年(昭和27年)10月に設立された、一般社団法人 日本アレルギー学会。アレルギーを研究テーマとしている、基礎医学者および臨床医によって構成される組織です。

 

出典:日本アレルギー学会
「アレルギー検査方法の実際」

 

「遅延型アレルギーであるアレルギー性接触皮膚炎について、最も有用な検査法はパッチテストで、判定時間は48時間」と記述されています。

 

次は、地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター。やはり、判定時間は48時間です。

 

出典:東京都健康長寿医療センター
「アレルギー皮膚炎と皮膚疾患」

 

ヘナカラー使用前のパッチテストのやり方

天然100%の植物ヘナを使用する前も、パッチテストは必要です。これまでの内容をまとめた結果、次のようなやり方をオススメします。

 

【手順1】
ヘナカラーの粉を、少しだけ水と混ぜ、綿棒などで充分に混ぜ合わせます。

 

【手順2】
綿棒で、腕または前腕の内側(皮膚のやわらかい部分)に、10円硬貨の大きさにうすく塗ってバンソウコウを貼ってください。

 

皮膚のやわらかい部分に
少しつけて絆創膏を貼る

 

【手順3】
48時間経過して、塗った部分に発疹、発赤、かゆみ、水泡、刺激などの異常がないか確認します。異常があった場合は、すぐに洗い流して、ヘナカラーは使用しません。48時間以内に異常があった場合も、同様です。

 

【手順4】
異常が認められなかった場合は、ヘナカラーを行ないます。

 

さらに詳しくは、以下をご覧ください。
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