白髪の原因 白髪の対策・改善

白髪の原因と予防や改善は東洋医学で!白ごま油は救世主なのか?

 

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2020/05/26

 

2016年10月3日にマキノ出版が発行した「薄毛・白髪に黒髪フサフサ!最強育毛術」の50ページに、「白ごま油うがい」が紹介されています。

 

出典:薄毛・白髪に黒髪フサフサ!
最強育毛術 表紙

 

その部分だけを特集したのが、ORANGE PAGE MOOK  2016年10月27日 発行の「1日1回!驚異のごまパワーで髪もからだも若返る!薄毛・白髪に効く!白ごま油うがい」。

この本で提案しているのは、白ごま油で毎日うがいをするというものです。ただそれだけで毛髪は増えるし、白髪は黒髪に変わるというのです。

 

図書では7名の実例が紹介され、そのうち6名に効果ありという驚異的な手法といえます。

もちろん当記事を掲載するからには実体験もレポートするわけですが、結果しだいではサイトの方向性を左右します。まじめに取り組みますね。

 

白髪の原因と予防や改善~白ごま油で超予防!?

白ごま油による白髪の予防や改善をすすめるのは、蓮村誠 医学博士・マハリシ南青山プライムクリニック院長。

東京慈恵会医科大学卒業後、オランダマハリシ・ヴェーダ大学を経てマハリシ・アーユルヴェーダ認定医(東洋医学)となっています。特定非営利活動法人ヴェーダ平和協会理事長でもあります。

 

出展:薄毛・白髪に効く! 「白ごま油うがい」
2016年10月27日 ORANGE PAGE MOOK 発行

 

左は48歳の女性で、毎朝歯みがき前に1回「白ごま油うがい」をした結果、たしかに頭頂部の黒髪が増しています。

右上は68歳の男性で、毎朝歯みがき後に1回の「白ごま油うがい」で、後頭部は黒い髪の方が多くなっているようです。

おまけに右下は44歳の女性で、朝夕2回の「白ごま油うがい」によって髪の量まで増えたといいます。

 

予防や改善どころではありません。写真を見るかぎり、明らかに黒髪が増えています。それどころか髪そのものが増えた例まで。

「白ごま油うがい」を実施する前と、1ヶ月半経過後の変化も報告されています。頭部の同じ位置で、3センチ四方の中にある白髪の本数を比べたもの。1人を除いて、白髪の本数が減っているのが分かります。

 

  • Aさん(33才、男性)9本が5本に。
  • Bさん(38才、女性)10本が8本に。
  • Cさん(41才、女性)13本が6本に。
  • Dさん(43才、女性)多数で変化なし。
  • Eさん(44才、女性)26本が17本に。
  • Fさん(46才、男性)18本が2本に。
  • Gさん(51才、女性)9本が8本に。

 

 

本当に白髪が黒髪に変わるものなのか、興味は尽きません。さっそく、試してみました!

私の場合は左コメカミあたりの白髪が最も多いので、紙に3センチ四方の穴をあけて本数を調べてみると15本でした。

Dさんを除く6人の、ちょうど平均値(9+10+13+26+18+9=85、85÷6=14.2)あたり。実験にはちょうど良いサンプル、と言えるでしょう。

 

はたして、色素細胞(メラノサイト)は復活するのか。白ごま油が1本(450g)なくなるたびに、白髪本数の状況を記録してみます。

 

まずは最初の1本目。白髪の15本は、1ヶ月半経過後も15本で変わらず。毛髪は1ヶ月半で約2cm伸びますから、色素細胞(メラノサイト)が復活しているなら目で見て白髪の変化が分かるはずです。

つまり復活はしていない。でも増えてはいないから、予防にはなっているかも。とりあえず、続けてみます。

 

2本目が、なくなりました。白髪の15本は、前回から1ヶ月半経過して7本に。数えてもらっているので文句は言えませんが、そもそも15本の数え方に疑惑が浮上。

「3センチ四方の地肌」から生える白髪であることを確認し、数えなおしです。今となっては戻ることもできないので、7本をスタート地点にして続けてみます。

「超予防法」という言葉が、何やら現実味を帯びてきたような気もしてきました。

 

3本目が、なくなりました。白髪の7本は、前回から1ヶ月半経過して5本に。ここは大事な通過点なので、3回数えてもらいました。

7本が5本ですから、約3割減ったことになります。自分で見た感じでは分からないのですが、冷静に数字で判断すれば驚異的といって良いかもしれません。

次回の結果を見て、当サイトとしての【超予防法】に対する見解を表明いたします。

 

4本目が、なくなりました。白髪は前回と同じ、5本。約半年かけて試みましたが、図書で紹介されている劇的な効果はありませんでした。

人による効果の違いはあると思いますが、当サイトとしては【超予防法】と呼ぶことはできません。ただし、半年間で白髪が増えていないのも事実なので、予防法としての効果はあると思われます。

すべての人が「黒髪フサフサ」となることはありませんが、日常生活で行える白髪予防法の1つとして今後は取り上げたいと考えます。

 

白髪の原因と予防や改善~白ごま油のつくりかた

スーパー等で、「太白ごま油」と表示されているものを購入します。私が買ったのは、1本864円(450g、税込み)でした(写真左)。

あと必要なのは、鍋(写真真ん中)と温度計(写真右)。たったこれだけで、白髪の予防・改善?

 

 

購入した「太白ごま油」を、1瓶まるごとすべて鍋へ。そして、弱火(ポイント!)であたためます。火を止める温度は、90度です

火を止めても、さらに温度は上がります。弱火がポイントとなる理由は、弱火であれば温度が上がっても100度くらいまでだから。110度以上に決してならないように、注意することが重要なのです。

 

火を止めて冷ます際には、鍋を濡れふきんの上においておきます。冷ます時にふたをしないこと、これも大事なポイント。

水蒸気が油から発生した際にふたがあると、水滴として油に落ちてしまうからです。油に水分が混ざることは、絶対に避けなければなりません。

 

油が常温にまで冷めたら、保存容器(私はペットボトルを使用しました)に入れて冷暗所に保管します。

保存期間は約3ヶ月くらいとのことですが、毎日うがいをすれば1ヶ月強でなくなるので問題ありません。

 

白髪の原因と予防や改善~白ごま油うがい のやりかた

白ごま油(大さじ1杯、15cc)を口に入れて上を向き、ガラガラと30秒間のうがいです。のど全体に、白ごま油が行き渡るようにします。

次に前を向いて、クチュクチュとうがいを30秒間。口の中全体に、白ごま油を行き渡らせます。

 

口の中の油を、はき出して終わり。これを1日1回おこないます。タイミングとしては、朝がオススメとのこと。アーユルヴェーダの考え方では、朝は体が開く状態であるというのが理由だそうです。

ちなみに、まずくはないけれども、決しておいしいわけでもありません!

 

白髪の原因と予防や改善~東洋医学 アーユルヴェーダ?

東洋医学のアーユルヴェーダに関して日本で最も知られているのは、白湯(さゆ)でしょう。白湯(さゆ)を健康法として愛用している有名人は多く、ざっと調べただけでも多くの芸能人の名前が登場します。

桐谷美玲、安めぐみ、スザンヌ、知念里奈、藤原紀香、深田恭子、宇多田ひかる、押切もえ、米倉涼子、松本潤など女性の方が多いようです。

 

白湯とは、きれいな水を10~15分間沸騰させ続けたものです。冷めないようにポットで保温しておき、20~30分おきに1口か2口すすります。

食事の時は、コップ1杯ぶんの白湯をすすりながら食べるという健康法です。

 

 

こうすることによって消化力と解毒効果が高まるといいます。非常に簡単なため、人によって利用方法が微妙に異なっているようです。

1つだけ注意していただきたいのは、この方法は2ヶ月以上続けないということ。解毒効果が強すぎて、それ以上続けると必要な栄養分まで排出してしまい逆に体が弱まる恐れさえあるからです。

その意味ではブームになってしまうと、大切なことが忘れ去られてしまい危険なのかもしれません。

 

前置きが長くなりました。

(古代インドで発祥して現在まで伝承されてきた東洋医学)アーユルヴェーダは、ユナニ医学(古代ギリシアの医学を起源とするイスラム医学)・中国医学とならんで世界三大伝統医学と言われています。

サンスクリット語である「アーユルヴェーダ」を直訳すると、「生命・寿命を科学する」という意味です。

 

白髪の原因と予防や改善~東洋医学の考え方

冒頭の経歴説明にあるとおり、蓮村誠先生は「マハリシ・アーユルヴェーダ認定医」(東洋医学)という肩書を使われています。

「マハリシ」という言葉は聞きなれませんが、どのような意味なのでしょうか。実は、東洋医学のアーユルヴェーダは1980年代に再編成されているのです。

 

誕生から数千年経過して知識が拡散し本質も希薄になってきた東洋医学のアーユルヴェーダは、当時の最新科学による英知も加味しながら再編成されました。

その際に中心的な役割を果たした人物の名前が「マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー」で、現在のアーユルヴェーダを正式には「マハリシ・アーユルヴェーダ」と呼ぶのだそうです。

 

出展:http://www.hoyurishikai.com/

 

東洋医学のアーユルヴェーダは、心と身体をそれぞれ異なる視点から見つめます。身体にはたらきかける3つの(トリ)エネルギー(ドーシャ)が、「トリ・ドーシャ」。

「トリ・ドーシャ」は、それぞれ「ヴァータ」「ピッタ」「カファ」と呼ばれます。3つのエネルギーバランスは、体質、生活習慣、時間の経過などによって崩れていき、健康状態も変わってくるという考え方です。

 

「風」に象徴される「ヴァータ」は身体の動き(排泄、吸収、運搬など)を制御し、優勢になるほど冷たく乾燥した性質が現れます。毛髪と頭皮の状態で言えば、枝毛・ふけの状態。

「火」に象徴される「ピッタ」は身体の変換(消化、代謝、分析など)を制御し、優勢になるほど熱く軽い性質が現れます。毛髪と頭皮の状態で言えば、細い・柔らかい状態。

「土」に象徴される「カパ」は構造(同化、凝集、蓄積、など)を制御し、優勢になるほど遅く安定した性質が現れます。毛髪と頭皮の状態で言えば、太い・多毛の状態です。

 

白髪の原因と予防や改善~東洋医学の効果

蓮村誠先生(東洋医学 認定医)は、白髪などの老化現象も含めた毛髪トラブルはほとんどの場合、風(ヴァータ)が強まってバランスが崩れた状態だと説明されています。

この時に現れるほかの症状としては、朝起きた時に疲れが残っている、首や肩のコリが取れない、寝つきが悪い、肌が乾燥しているなど。

 

これらの状態を緩和するため、火(ピッタ)の力で風(ヴァータ)の暴走をおさえて、肌や髪が若返った状態にもどす。

もともと「白ごま油」は火(ピッタ)のエネルギーを持っていて、さらに火を加えることによって火(ピッタ)の力を強めているのです。

 

 

【注】世に流通する情報として、「ピッタ体質が薄毛や白髪の原因」というものも多く見られます。当記事の内容とは真逆です。当サイトとしては、名前と肩書つきで出版されている図書の情報を重視しました。

 

毛髪トラブル以外にも、シワやシミ、疲れ目、難聴など、老化による症状全般の改善に役立つといいます。

「白ごま油うがい」の効果が出始めると、味覚が敏感になったり、寝つきがよく朝すっきりするようになったり、首こりや肩こりが解消されたりといったサインがあるようです。

 

ちなみに「白ごま油」は肌への浸透力が極めて高く、肌に塗ると3分ほどで100%肌の中に浸透してしまいます。

うがいをすることで「白ごま油」が毛細血管に染み込んで、約20~30分ほどで全身のすみずみまで行き渡るようです。

 

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